ホームページビルダー編 23、ウェブアートデザイナーでの画像拡大・縮小

23	ウェブアートデザイナーで画像の拡大と縮小

　ホームページビルダーに付属されている画像編集ツールの「ウェブアートデザイナー」で画像を
　拡大、縮小する方法を説明します。

　23-2. 画像の拡大と縮小／縦横比を保持する
　23-3. 画像の拡大と縮小／自由に拡大・縮小・回転する
　23-4. 画像にシャープをかける

23-1

　事前準備　

　①ウェブアートデザイナーを起動します。下記のどちらかの方法で起動してください。
　　・スタートメニュー⇒すべてのプログラム⇒ホームページビルダー⇒ツール⇒ウェブアートデザイナー。
　　・ホームページビルダーを起動⇒ツール⇒ウェブアートデザイナーの起動。

　②編集したい画像を開きます。
　　ファイル⇒キャンバスを開く⇒編集する画像を選択してから、「開く」をクリック。

　③編集したい画像を開きました。

23-2	画像の拡大と縮小／縦横比を保持する

　縦横比を保持したまま画像を拡大・縮小する方法は2通りあります。
　・「オブジェクトの編集」画面で拡大・縮小する。
　・ドラッグ＆ドロップでオブジェクトのサイズを変更する⇒詳細はこちら

　【オブジェクトの編集画面で拡大・縮小する】
　画像をダブルクリックするか、　①画像を右クリックして②「オブジェクトの編集」を選択し、
　「オブジェクトの編集」画面を出します。

　「オブジェクトの編集」画面で、幅や高さの数値を変更することで画像の「拡大」や「縮小」ができます。

　今回は画像の縮小を例に案内します。拡大したい場合も基本的な操作は同様です。

　①縦と横の比率を変えたくない場合は、「縦横比保持」にチェックを入れてください。
　　「幅」、「高さ」どちらかの数値を変更した場合にも、縦と横の比率を保ったままサイズ変更することができます。
　※縦横比保持になっていないと、元の画像と比率が変わってしまいます。
　　縦長や横長に変形された画像になってしまうのでご注意ください。

　②幅の欄に縮小、または拡大したいサイズを入力します。
　　画像では縮小したいサイズを入力しました。

　③「高さ」の欄をクリックします。「縦横比保持」にチェックが入っていれば、
　　入力した幅に合った「高さ」が自動的に入力されます。

　④指定したサイズに縮小されました。(①の画像の大きさ、幅と高さでサイズが確認できます)
　　「オブジェクトの編集」画面は右上の「×」で閉じます。
　※画像を加工したら最後に必ずシャープをかけるようにしましょう。⇒　画像にシャープをかける

23-3	画像の拡大と縮小／自由に拡大・縮小・回転する

　画像を自由に拡大・縮小する方法は2通りあります。
　・「オブジェクトの編集」画面で拡大・縮小する。
　・ドラッグ＆ドロップでオブジェクトのサイズを変更する。

　【オブジェクトの編集画面で拡大・縮小する】
　縦と横の比率を気にせずに拡大・縮小したい場合、「オブジェクトの編集」画面にある
　「縦横比保持」のチェックを外して、変更したい数値を入力します。

　幅の数値はそのままで、高さだけ変更できました。下図では横長になっています。

　【ドラッグ＆ドロップで画像のサイズを変更する】

　画像をクリックすると、下の画像のようにオブジェクトを囲う枠と、周囲に点が表示されます。
　この点の上にマウスを持っていくと、拡大縮小または回転のアイコンが表示されます。

　拡大縮小、回転ともに点をドラッグ（クリックしたままマウスを動かす）する事で操作できます。

　下図では矢印の方向にドラッグして拡大した例と、時計回りに回転した例です。
　※画像を加工したら最後に必ずシャープをかけるようにしましょう。⇒　画像にシャープをかける

　【ドラッグ＆ドロップで縦横比を保持したまま拡大・縮小する】
　画像のサイズをドラッグ＆ドロップで変更する際、
　キーボードの「Shift(シフト)キーを押しながらドラッグすれば縦横比を保持したまま画像の拡大・縮小ができます。

　

　自由に回転ではなく、角度を決めて回転させる場合は、
　画像をクリックして右クリック⇒「回転」⇒角度を選択するか、「角度指定」で角度を指定してください。

　角度を指定する場合は「角度指定」⇒オブジェクトの回転画面で角度を入力⇒OKをクリックします。

　画像が120度、時計回りに回転した例です。

23-4	画像にシャープをかける

　物件写真や風景写真を加工して拡大などをすると、画像が粗くなってしまう場合があります。
　画像にシャープをかけることで見た目を改善することができます。

　拡大等をしてサイズが決まったあと、最後に「効果パレット」で「シャープ」の効果をかけます。
　画像をクリックして選択してから、「ツール」をクリック⇒「効果」をクリックして効果パレットを出します。

　「シャープ」をクリックします。
　「表示更新」を押すと効果パレットの画像が編集中の画像に差し替わります。
　「適用」を押すとキャンバス上の画像に「シャープ」が適用されます。
　終了する場合は「閉じる」をクリックしてください。

　シャープをかけて少し輪郭がはっきりしました(左下図)
　「シャープ」の効果をかけるのは、サイズが決まって最後に一度だけ行ってください。
　何度もするとかえって画像が粗くなってしまいます。