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@dreamの基本機能や便利な機能をご紹介しています。


15  パフォーマンス(読込・動作速度)の改善

 ProgreV7では@dreamのパフォーマンス(読込・動作速度)が改善されました。
 運用に応じた表示や設定を行うことで、読込・入力時のもたつき感が軽減されます。

 
 


こちらの設定はご利用中の@dream動作状況に応じてご利用いただく機能になります。

「物件数が増えて読込、起動に時間がかかる」「入力候補が多くて入力時の動作がもたつく」
「サブからの起動に果てしなく時間がかかる」などの現象がある場合に@dreamをご利用になる
各パソコンで設定いただくと、一定の効果が感じられるものになります。



また2017年6月のレベルアップでは、顧客カルテの検索にも動作改善設定が追加されました。







 15-1 物件一覧の表示列設定
 15-2 物件マスタパフォーマンス設定
 15-3 オートコンプリート機能パフォーマンス設定
 15-4 顧客カルテ簡易検索入力時のパフォーマンス設定



15-1  物件一覧の表示列設定

物件マスタ、業者マスタ、棟マスタ、店頭用物件検索の一覧に表示される項目を減らすことで読込速度が改善されます。


物件マスタ、業者マスタ、棟マスタ、店頭用物件検索で表示される一覧の中で、
不要な項目、または普段はなくても困らない項目をあらかじめ非表示にしておく設定が出来ます。

読込や入力時にもたつき感がある場合、普段は使わない項目を非表示にしてパフォーマンスを優先し、
利用の目的に応じて必要な時に必要な項目を出すと言った使い方がお勧めです。
表示項目は数が少ないほど読込が速くなります。


メインメニュー>ツール>環境設定>表示 「物件一覧-表示列設定」 ※設定はPCごとに行えます。

 
 

 
ここでは物件数が増えると読込が遅くなりがちな物件マスタを例にご説明します。(設定方法は全て同じです)


「物件一覧」ボタンをクリックします。

 



表示列の設定を行います。





表示項目の設定を行う「種別」を選択します。




種別を切り替えると表示列項目画面に、その種別で表示可能な項目が表示されます。
表示設定は種別ごとに行ってください。「全て」はおすすめ一覧設定など種別すべてが表示できる画面で使用されます。



次に表示項目の設定を行う「物件分類」を選択します。





物件マスタでは「通常」「通常以外」「全て」で物件の表示が出来ます。




「通常、通常以外」を選択すると、物件マスタで「通常」と「通常以外」の表示をした時の設定が行えます。
「通常、通常以外」では表示数に制限はありません。(表示列数は少ない方がパフォーマンス改善の効果が表れます)

「全て」を選択すると、物件マスタで「全て」を表示した時の表示項目設定が行えます。
データベースの仕様上、この場合の表示列数は120列が最大数となります。

「物件分類の設定を同じにする」にチェックを入れると物件マスタで「通常」「通常以外」「全て」を
同じ表示列にすることが出来ます。データベースの仕様上、この場合の表示列数は120列が最大数となります。



今回は種別「売一戸建」を例に設定をしてみます。




項目名の左側のチェックを入れると表示、チェックを外すと非表示になります。
ただし「物件分類」「物件番号」は表示する必要があるため、選択することはできません。


「列名を検索」に項目名を入れると、該当の項目がフォーカスされます。


「表示列・簡易選択」では、いくつかの項目についてまとめて設定をすることが出来ます。
上図は「バス・徒歩を表示する」を「非表示」にしたものです。列名からバス・徒歩表示が消えています。


項目を選択した状態で、右側の「上へ」「下へ」ボタンをクリックすると、列項目が移動します。


「元に戻す」をクリックすると現在設定している内容を、表示列選択画面を表示した時の状態まで戻せます。
※OKボタンで設定を確定した場合は、再度表示しても元には戻りません。
※現在の設定切り替えで設定した種別にのみ影響します。他の種別の設定には影響しません。


「初期化」すると、保存されている設定を取り消し、全て初期状態に戻します。
※現在の設定切り替えで設定した種別にのみ影響します。他の種別の設定には影響しません。
※表示列、表示順番および、物件一覧上で設定した列幅、列の固定などの設定も初期化されます。




いくつかの項目を非表示にする設定を行って、表示数は「81」になりました。「OK」で保存します。
「システム保存」をして物件マスタで表示を確認してください。






表示列が設定した通りになりました。






表示列設定は物件マスタからも行えます。必要に応じて都度、表示項目を切り替えることで
パフォーマンス改善の効果が継続されやすくなります。



「表示列」をクリックすると、先ほどの設定画面が呼び出せます。
業者マスタ、棟マスタでも同様の操作が可能です。







15-2 物件マスタパフォーマンス設定


物件マスタ画面のデータアクセスパフォーマンス(読込・速度)を改善します。


通常、物件マスタ画面下には物件数が表示されていますが、この表示は全物件データを取得して
カウント・表示の処理を行うため、物件が多くなると物件マスタの起動時に影響を及ぼします。




必要に応じてこの表示の設定を行うことで、物件マスタ起動時の読込速度が向上します。




メインメニュー>ツール>環境設定>物件 「物件マスタパフォーマンス設定」 ※設定はPCごとに行えます






「物件数、HP公開数などの表示を行わない」にチェックを入れます。




 起動時のみ・・・・・メインメニューから物件マスタを起動した直後だけ、物件数・HP公開数表示を行いません。
            ボタンで呼出、または物件検索、検索リセット、新規物件登録、物件削除を行うと表示されます。

 常にしない・・・・・物件数、HP公開数表示を常に行いません。




お勧めは「起動時のみ」。「?」ボタンをダブルクリックで物件数・HP公開数が表示されます。



                    ↓↓↓







15-3 オートコンプリート機能パフォーマンス設定


オートコンプリート機能の設定をして、入力時のパフォーマンス(読込・速度)を改善します。


物件名や業者名の入力時などに、入力候補が表示される機能が「オートコンプリート」です。
入力補助として便利な機能ですが、反面、候補が多くなると読込に時間がかかるようになります。





必要に応じたオートコンプリートの設定を行うことで、入力候補の表示速度が改善します。




メインメニュー>ツール>環境設定>入力補助 「オートコンプリート機能のパフォーマンス設定」 ※設定はPCごとにします






オートコンプリートの表示について設定を行います。




 1文字以上入力されていない場合は機能させない
   >オートコンプリート機能が利用できる入力欄で、1文字以上入力がない場合、入力候補の検索を行いません。
    ※何も入力しない状態で↓キーを押して入力候補の検索に時間がかかってしまう問題を改善します。
 
 入力候補の取得数を制限する
   >設定値を超える入力候補の検索結果をリストに表示しなくなります。
    ※入力候補が多すぎて取得に時間がかかってしまう問題を改善します。

 ↓キーを押すまで入力候補を表示しない
   >オートコンプリート機能が利用できる入力欄で、文字列入力中は入力候補の検索を行いません。
    ※1文字入力する度に入力候補の検索が働いて入力しにくくなってしまう問題を改善します。
  
  
 設定のお勧めとしては、まず下記の設定を行って様子を見ます。

 「1文字以上入力されていない場合は機能させない」
 「↓キーを押すまで入力候補を表示しない」


 それでも候補が多いなどの場合は「入力候補の取得数を制限する」で制限数を決めてください。





15-4  顧客カルテ簡易検索入力時のパフォーマンス設定


顧客カルテで簡易検索入力時のパフォーマンス設定を行います。


通常、顧客名、フリガナ、Tel、携帯、Emailなど検索文字を入力すると、該当する全ての候補が表示されます。






メインメニュー>ツール>環境設定>入力補助  






パフォーマンス設定を行うと、入力ごとに該当する全ての候補が表示されることがなくなります。





候補を絞った後、意図的なタイミングで「↓」結果を表示することが出来るので、効率よくデータを呼び出せます。








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