@dream編
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@dreamの基本機能や便利な機能をご紹介しています。
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分析機能の活用
dream-Progreのみ対応
賃貸版 dream-ProgreV4、売買版 dream-ProgreV5から分析機能が実装されました。
来店理由、成約日数、希望条件ごとに期間を指定した反響分析をすることができます。
客観的に分析をすることで、反響の多い物件、沿線駅、間取り、特色の傾向を見つけ、
それらの物件数や情報を充実させたり、来店理由や成約日数の傾向を知ることで効率のよい
インターネット不動産運営を考えることができます。
運用方法や形態などユーザー様の運用状況により必要となる項目は変わると思われます。
ご自分の運用や目的に応じた分析をご利用いただきたいと思います。
分析機能は@dreamに登録された顧客データを元に抽出されますので、顧客カルテの
「来店理由」や「年齢」「職業」など、今後の分析で必要になると思われる項目については
わかる範囲でしっかり登録していただくことをおすすめします。
7-1
来店理由の分析
来店理由について分析をします。賃貸版でのご説明となりますが、基本操作は売買版も同様です。
今回は繁忙期の来店理由を年齢別に分析してみます。来店理由と年齢の傾向を知ることで、
繁忙期に特に力を入れるべき媒体とそのターゲットを確認するという前提です。
【反響分析】・・・「来店理由」を選択します。
【登録日】・・・今回は繁忙期である3月中で分析します。「登録月」「登録年」も選択できます。
【来店理由(縦軸)】・・・顧客カルテの「来店」に登録されている来店理由が表示されます。
余分なデータが入ると見づらいので不要な理由は解除しておきます。
【顧客情報(横軸)】・・・「年齢」を選択した場合、分析する範囲と何歳ごとに分割表示させるか選択します。
横軸では「契約形態」「性別」「職業」「人員」「担当者」を選択することもできます。
選択した項目に応じて、範囲設定を行います。
分析項目が選択できたら「プレビュー」ボタンをクリックします。
分析を見ると客層は30代前半までの若い世代が中心で、インターネットと入口看板を見ての
来店理由の多いことが見て取れます。若い世代にアピールするホームページや入口看板を工夫して
さらなる集客を狙ったり、あるいはまったく力を入れていなかった手配りチラシは@dreamでチラシを作り、
ポスティングすることで少しでも集客できないか?など運用のヒントを得ることができそうです。
プレビューの幅や文字サイズを変更したい場合は「表示設定」をクリックすると設定画面が表示されます。
お好みのサイズを設定し「再描画」ボタンを押して確認してください。
【印刷】・・印刷ボタン
【保存】・・PDFで保存できます。
【表示設定】・・プレビューの枠幅や文字サイズを変更します。
【閉じる】・・プレビューを終了して元の画面に戻ります。
【1/1】プレビュー結果が複数ページの場合ページ送りします。
【虫眼鏡ボタン】・・拡大、縮小表示をします。
7-2
成約日数の分析
成約日数の分析をしてみます。
今回は繁忙期1ヶ月の成約日数を顧客の年齢別に出してみることにします。成約日数と年齢の傾向を
調べることで追客の期間やスピードを考えるきっかけにできるかもしれません。
【反響分析】・・・「成約日数」を選択します。
【登録日】・・・今回は繁忙期である3月中で分析します。「登録月」「登録年」も選択できます。
【成約日数(縦軸)】・・1日単位で選択できます。
【顧客情報(横軸)】・・・「年齢」を選択します。対象の年齢と表示の分割を選択します。
「担当者」「性別」「職業」「人員」「契約形態」「来店理由」を選ぶこともできます。
プレビューをクリック>分析結果が表示されました。
若い年代ほど成約までにかかる日数が少なく、年齢が上がるにつれ成約までに
日にちがかかる傾向のあることが見て取れます。このデータからら若い顧客はスピード勝負、
年齢が高くなるほどあきらめずじっくり追客した方がよさそうだと見当をつけることができます。
複数の担当者がいる場合などは成約までにかかる日数×担当者での分析をすることで
営業力やクロージング力をなどを探ることができそうです。
7-3
希望条件の分析
希望条件の分析をしてみます。
今回は繁忙期の希望条件を賃料と沿線駅から分析してみます。需要の多かった沿線駅と賃料を
知ることで物件数や情報量を強化すべき物件の傾向が見えてきそうです。
【反響分析】・・・「希望条件」を選択します。
【登録日】・・・今回は繁忙期である3月中で分析します。「登録月」「登録年」も選択できます。
【希望条件(縦軸)】・・「賃料」を選択し、分析する賃料帯と分割させる桁を選択します。
「間取り」「タイプ」「特選」「特色」を選択することもできます。
【希望条件(横軸)】・・・「沿線駅名」を選択し、分析する沿線駅を選択します。
@dreamに登録のある沿線駅がすべて表示されるので物件登録のない
沿線駅は□にして解除しておくと分析データがすっきりします。
「間取り」「タイプ」「特選」「特色」を選択することもできます。
※希望条件分析については縦軸と横軸は入れ替えて表示させることができます>「縦横軸入替」ボタン
プレビューをクリック>分析結果が表示されました。
扱っている沿線駅では6〜8万円代の物件の希望が多いことがわかりました。
これらの物件数を増やして写真などを充実させ、特集ページを作って目立つリンクを置くと
さらに反響が増やせるかもしれません。「賃料」×「特色」、「賃料」×「間取り」などで出した分析と
合わせて考えてみると、もっと工夫の余地がみつかりそうです。
7-4
登録物件の分析 Progre売買版V5からの新機能 ※賃貸版は2012年6月リリースの最新版で実装予定
登録物件の分析をしてみます。
自社で扱っている物件が種目ごとにどのような傾向・分布にあるのか調べることが出来ます。
お客様のニーズと扱っている物件の傾向がマッチしているのか確認する際に役立ちそうです。
【物件分析】・・・「登録物件」を選択します。
【種別】・・・売戸建・売マンション・売土地・建物一部・建物全部から選択できます。今回は売戸建で分析します。
【バス、徒歩、車で分割する】・・・アクセスで分割表示するかどうかを選択します。今回は分割せず分析します。
【種目(縦軸)】・・物件マスタ上で使用されている種目が表示されます。今回はすべて選択します。
【駅(横軸)】・・・分析対象にする沿線駅を選択します。今回は「西武線-所沢駅」について分析します。
プレビューをクリック>分析結果が表示されました。
西武線-所沢駅の物件は「新築戸建」が最も多いことが分かりました。平均価格や平均築年、
平均建物面積や平均土地面積も確認することが出来ます。この分析から、例えば新築物件については、
お客様にニーズの多い3000万円代の物件は比較的充実しているけれど、リニューアル住宅は需要の割に
登録物件数が少なく、また築10年前後の物件のニーズが高いのに平均築年数が高めである・・
などといった分析をすることが出来ます。今後、物件を登録をする際の優先順位を決めるのに
役立てられそうです。
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