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@dreamの基本機能や便利な機能をご紹介しています。
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物件評価機能の活用 dream-Progreのみ対応
Progre売買版V5 Progre賃貸版V5より、物件評価機能が追加されました。
物件評価機能を利用すると、あらかじめ物件の評価基準を設定しておくことで、
それに基づいた評価点を加算して物件毎に表示することができます。
自社の扱っている物件や地域、需要に合わせた評価基準を設定し評価点をつけておけば、
物件を新規登録した際にも計算されるので、評価点の高い物件はチラシにして配ったり、
会員様に優先して一足早くお知らせするなど、運用面での工夫に生かせます。
また評価点は検索でも利用できるので、
おすすめ一覧
に掲載する物件を抽出する際、
漠然とした主観で選ぶのではなく、評価点を元に価値ある物件を載せることもできます。
評価点はマッチングする際の条件にも含めることもできます。
またマッチング後、複数の物件が出た際、評価点を見比べて評価の高い物件から
紹介するなど物件選択する際の目安としても利用することが出来ます。
8-1
評価機能を利用するための設定 (初回のみの設定)
物件評価機能を使用する設定をします。
メインメニュー
>
ツール
>「
環境設定
」をクリックします。
「
システム設定
」>「
全般-4
」>「
評価機能を利用する
」にチェックを入れて「OK」。
「
OK
」でシステムデータを保存します。これで物件評価機能が利用できます。
8-2
初期設定での評価点計算
初期設定の評価基準を使って、評価点計算をしてみます。
メインメニュー
>
ツール
>「
評価
」をクリックします。
まずは初期設定を利用して評価点計算をしてみましょう。評価値がどのように表示されるか確認できます
「
かんたん設定
」ボタンをクリックします。
「
かんたん設定実行確認
」が出ます。初回には固有の設定はないので「
OK
」をクリックしてください。
「
評価点計算
」をクリックすると、登録されている物件に対し、現在の評価点で計算が実行されます。
評価点の実行中です。登録物件数数に比例して計算時間は長くなります。
計算終了後、物件マスタを開くと
物件ごとに「評価点」が表示
されます。
「評価値」をクリックすると評価の内訳を確認
することが出来ます。
「
クリップボードにコピー
」ボタンを押すと評価内容がコピーされます。メールなどに貼りつけることが出来ます。
「
OK
」をクリックすると画面を閉じます。
※ここでは例として評価値100となる物件を取り上げていますが、
実際の物件では必ずしも高評価値になるとは限りません。
評価機能を利用する設定にしている間は、物件マスタ、レインズ取込、CSV取込、データメンテ上にて
新規登録・編集時に評価点が自動計算されます。
※築年数に対する評価は年ごとに変化していきますので定期的に評価点計算を実施するようにしてください。
8-3
独自評価点の設定
「かんたん設定」は初期設定された評価点を利用した評価点計算でしたが、
扱っている物件や地域、需要の傾向に合わせ、独自の評価点を設定することが出来ます。
評価点は物件の評価値を決める基準となるものです。高い得点をつけたいからと闇雲に設定するのではなく、
自社の運用や扱っている物件の状況、需要に合わせて根拠のある評価値を設定することをお勧めします。
【種別ごとの評価対象設定】
売一戸建・売マンション・売土地・事業用建物全部・事業用建物一部、それぞれの種別について、
評価の対象にすることのできる項目が表示されています。水色は評価の対象となっている状態です。
評価の対象にしたくない項目がある場合、項目上でクリックすると白色に代わり非対象となります。
非対象の項目は白く表示される
【評価点設定(項目系)】
「沿線(地域)」「駅名(地区)」「間取」「特色(種別毎)」「方向」「小学校区」「中学校区」について、
評価点を設定することが出来ます。
3駅扱っているが、ある駅が特に利便性が一番いいので評価点を少し高くしておきたい
マンション希望客にはセキュリティ希望が多いので特色に「セキュリティ万全」があれば評価点を高くしたい
といった場合にそれぞれの項目について評価点を設定します。
今回は例として、「特色(売マンション)」の「免震構造」の評価点を上げてみます。
「特色(売マンション)を選択、特色から「免震構造」をクリックすると右側の「評価名称」に表示されます。
評価点を初期値の1から、2に変更しました。▲▼ボタンをクリックすると5ずつ数値が変わります。
2のように任意の数字を入力したい場合は入っている数字を削除し、キーボードを使って数字を入れます。
「登録」ボタンを押すと評価点が確定します。評価点は初期設定では1部屋ごとに加点されます。
この場合、「免震構造」の特色を持つ3LDKのマンションは評価点2×3部屋で6点が加算されることになります。
【評価点設定(数値データ系)】
「土地面積」「建物(専有)面積」「バス」「徒歩」「車」「築年月」に対して評価順位が若い順から
評価していき条件に合致した際に評価点を加算する仕組みです。
扱っている土地は150u以上がほとんどなので、100u以下とは評価点を分けたい
徒歩10分圏内の物件はほとんど扱っていないので評価点の与え方を変更したい
といった場合にそれぞれの項目について評価点を設定します。
今回は例として土地面積の評価点に151u以上を追加し、評価点に新しい割り振りを与えます。
「土地面積」を選択、変更したい「50u」をクリックして右側の「評価条件」に表示します。
「編集」になっていることを確認して、「50u」を「75u」に変更します。「登録」をクリックして確定します。
「75u」を「100u」に、「100u」を「150u」にと同じ操作を繰り返します。
「101以上」を「150u」以上に変更すれば、評価点の新しい割り振りは完了です。
新規に評価条件を追加したい場合は「新規」をクリックした状態で入力し「登録」ボタンをクリックします。
評価条件を削除したい場合は「編集」にした状態で削除したい評価条件を選択し、「削除」ボタンをクリックしてください。
「以上」(左)「以下」(右)のボタンは下図の状態で示されます。
評価条件の順位を変更する場合は一覧から変更したい評価条件を選択し、
評価順位を上下した後に「評価順位を保存」ボタンをクリックします。
【評価点設定(キーワード系)】
物件マスタの「メモ」欄に設定した評価キーワードが含まれている場合に評価点が加算されます。
「値下げになったり交渉可能が分かった場合はメモ欄に入れているので評価として点数を与えたい」
といった場合にキーワードを設定し、評価点を与えます。
今回は例として「交渉可」をキーワードとして設定し、評価点を与えてみます。
「
新規
」になっていることを確認して、「
評価キーワード
」と「
評価点
」を入力します。
「
登録
」ボタンを押すと設定が確定され、左側の一覧に表示されます。
登録した「
評価キーワード
」を編集する場合は「
編集
」ボタンをクリックして変更、「登録」します。
独自の評価点設定が終了したら、「
評価点計算
」ボタンをクリックして、
新たに設定した評価点で全物件に対して評価点の再計算を行います。
※評価点計算ボタンを押さないと、物件の評価値は変わりません。
8-4
評価点の活用
評価点の活用例をご紹介します。
【マッチングメールを送る際に物件選択の目安にする】
複数の物件が抽出された場合、評価点の高い物件から優先して送ることが出来ます。
チラシ作成画面などでも同様の表示が確認できるので同じ要領で物件を選ぶ際の目安にできます。
【おすすめ一覧に載せる物件を選ぶ際の目安にする】
おすすめ一覧
の物件を抽出する際、評価点で検索すれば価値ある物件が選びやすくなります。
評価値は検索項目にあるのでさまざまな場面での物件の絞り込みに利用できます。
【評価の高い物件が登録された時】
チラシを作って配ったり、物件マッチングを行ってすぐメール送信することもできます。
評価点の高い物件用の特選を作っておき、一定値以上の評価値が
ついた物件が登録されたらチェックをいれれば特集ページが作成できます。
種別ごとに高評価物件の特集を作りたい場合は評価点で検索条件を設定しておくこともできます。
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