dream編　棟マスタ 5　マンション棟データ一括作成と自動割付

5	マンション棟データ一括作成と自動割付

棟データの一括作成機能はV7とV8以降とProgreのバージョンによって仕様が異なります。

　【主な仕様の違い】

　V7・・・売買「売マンション」、賃貸「居住用」「事業用」でのみ利用可、物件名一致を同一物件とみなす

　V8～・・全ての種別で利用可。種別ごとに一括作成の判別項目（何を持って同一物件とするか）設定可

棟データの一括作成を行うことができます（バージョンによって仕様が異なります）
また「棟データ割付機能」を利用することで、その後、物件マスタ上で新たな物件を登録する時、
すでに同一物件名の棟データがあるものに関しては、自動で割り付けることもできます。　

「棟データ作成」ボタンから一括作成することができます。

　5-1　一括作成前の準備～割付設定（V8～）　　V7の方はこちら
　5-2　棟データの一括作成

5-1	棟データ一括作成前の初期設定

一括作成を利用する前に、割付の設定を行います。

バージョンにより設定内容が異なります。ご利用中のバージョンの設定をご確認ください。

【ProgreV8】

ProgreV8からは棟データ作成の際、同一物件と判定する項目を自由に設定できます。
住所は違うけれど同じ物件名の建物があるなどの場合を想定して設定してください。※初回のみの作業です

メインメニュー＞ツール＞環境設定＞物件　「棟データ割付」

「物件登録時に棟データに割付る」にチェックを入れ、「設定」を行います。

チェックすることで今後、棟データがすでにある物件を「登録」した時、自動で棟データに割りつきます。
※物件マスタでの物件登録他、レインズ取込、CSV取込にも適用されます。

「設定」から「同一棟」と判定する基準を設定します。　※種別ごとに設定

判定項目が全部一致の場合、同一棟とみなして自動割付を行います。
左ウィンドウ内から項目を選択して「追加」で設定、「保存」してください。　

※判定項目がない種別では一括作成、自動割付は行いません。

環境設定でも「システム保存」してください。設定は以上です。

設定ボタンは棟マスタにもあります。ここから設定を確認・変更することもできます。

【ProgreV7】

ProgreV7では売買「売マンション」、賃貸「居住用」「事業用」について一括作成が行えますが、
同一物件（棟）とみなす項目は、物件名のみとなり、個別の設定はできません。

メインメニュー＞ツール＞環境設定＞物件＞「棟データ割付」にチェック　　
完全一致、または部分一致を選択します。「OK」＞システム保存します。

※完全一致　　ライオンズマンション所沢第1　マンション名が完全に一致する物件を自動で割付けます。
※部分一致　ライオンズマンション　など部分が一致する物件を自動で割付けます。

上記設定をしておくと、棟データがすでにある物件を「登録」した時、自動で棟データに割りつきます。

※物件マスタでの物件登録他、レインズ取込、CSV取込にも適用されます。

5-2

　棟データの一括作成

棟データが作成されていないマンションを一括で棟として登録します。
今回は売買版の種別マンションを例にしていますが、賃貸版も操作は同様です。

まず棟データに割りついていないマンション物件を確認してみましょう。

メインメニュー＞棟マスタ＞種別マンション＞「検索して追加」

棟データに割りついていない物件が表示されます。通常で41件あることが分かりました。
これらについて棟データを一括作成してみます。「閉じる」で戻ります。

今回の場合、棟が作成されていない41件について棟データの作成が行われます。
41件の中で「同一物件名+住所」が一致のものは同じ棟として1つの棟データに登録・割り付けられます。

　※Progre８以降の場合、初期設定した項目（「物件名」や「住所」）などが全部一致であることが前提です。
　※Progre７の場合、「物件名」が異なる場合は異なる棟として扱われます。

棟データは現在、7件登録された状態です。「棟データ作成」ボタンをクリックします。