「HTTPSファーストモード」の有効化への動き

 

以前よりご案内をしているChrome 94 に搭載された
「HTTPS-First mode(HTTPSファーストモード)」について

Chromeが公式ブログにて初期設定で有効化を進めていく計画を発表しました。

現在はこの計画が実行される日程までは明らかにされていませんが、
以下の2点の機能について順次対応が入る予定です。

  • 「http://」のリンクをクリックした場合に、「https://」に自動的にアップグレードする機能
  • 「http://」サイトからコンテンツをダウンロードしようとした際に警告のポップアップを表示する機能

 

2点の対応についてご説明します。

 

「http://」のリンクをクリックした場合に、「https://」に自動的にアップグレードする機能

 

この機能は主にセキュリティを強化するために使用されます。

本来ならサーバー上に証明書が置かれてHTTPS対応がされているのに、
リンクがHTTPのままのサイトがありますが、
「Chrome 115」ではすべての「http://」ナビゲーションを「https://」へ自動で
アップグレードする仕組みがテストされています。

Chromeはユーザーに安全なサイトへアクセスして欲しいと考えており、
HTTPSファーストモードの足がかりとしてこの機能が実装される予定です。

自動でHTTPSへ誘導されるようになることで、本当にHTTPのままのサイトが
表示されない可能性も懸念されます。

 

「http://」サイトからコンテンツをダウンロードしようとした際に警告のポップアップを表示する機能

Chromeは混合ダウンロードを禁止しています。
これは、HTTPSのサイトからHTTPのコンテンツをダウンロードを禁止しているのです。

今後は、ダウンロードしようとすると安全ではないと警告が出るようになります。

 

まとめ

 

Googleは「HTTPS-First mode(HTTPSファーストモード)」の有効化実現へ向けて
デフォルトONにするために徐々に計画を進めてきています。
HTTPSの対応がされていないサイトについては、
URL横に「保護されていない通信」と表示されるだけでなく、
サイトを表示した際に「安全ではない」と大きく警告が出るようになる
そう遠くない状況が未来にあります。
警告画面が表示されればサイトが見てもらえなくなる可能性も十分に考えられます。

 

Chrome以外のブラウザも同様の流れになっていくと予想されますので、
もしSSL未対応の場合は今のうちに是非対応をしてください。
また、警告表示が出たとしてもChromeがすべてのユーザーに対して
安全なサイトを提供する動きだと覚えておいてください。

 

ご不明な点などございましたら、サポートまでお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

SNSの基礎をあらためて確認してみよう

 

6月20日(火)に『@dreamユーザー会2023』を開催することが決定いたしました。
以前より、ユーザー様からSNSの活用について知りたいとお声をいただいておりました。
今回のユーザー会では「SNS」についてのお話を聞いていただけるよう準備を進めております。

 

耳にしない、目にしない、使わない日は無い「SNS」について、
あらためて、どんな種類があるのか、どんな人が利用しているのかをご紹介いたします。

 

SNSとは?

 

SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、
インターネットを通じて、多くの人と交流できるオンラインのコミュニティサイトのことです。
利用しているユーザーが情報発信をすることができ、ユーザー同士で交流をすることができます。
SNSの利用には会員登録が必要なことがほとんどです。
ある程度閉ざされた世界にすることで、密接な利用者間のコミュニケーションを可能にしています。
最近は、会社や組織の広報や商品の紹介など商用の利用も増えています。

 

SNSの種類

 

代表的なSNSの特徴を見てみましょう。

○Facebook
個人や友人とのつながりを重視したソーシャルネットワーキングサービスです。
ユーザーはプロフィールを作成し、友達との交流や写真や動画の共有を楽しむことができます。

○Twitter
ユーザーは140文字以内でメッセージを投稿し
他のユーザーとリアルタイムでコミュニケーションを取ることができます。

○Instagram
写真や動画の投稿に特化したSNSです。文章を投稿することも可能ですが、
メインは写真や動画を楽しむためのツールになります。

○YouTube
動画共有するためのサービスで利用ユーザーが投稿した動画コンテンツを見ることができます。

○LINE
チャット、電話、ビデオ通話をすることができるサービスです。
写真、動画、文章を投稿することができる機能も付いています。

 

どのSNSも基本的に無料でサービスを利用することができるので、
それぞれのSNSの特徴にあった活用をすることがうまく運用するポイントになってきます。

 

利用層について

 

それぞれのSNSごとに利用層も違ってきます。

現在日本で一番利用されているのはLINEです。
手軽にコミュニケーションが取れるツールとしての活用が多いようで、
老若男女様々な人が利用しています。

ついで、Youtube、Twitterが利用されています。
小中学生からも人気のあるYoutubeは、家庭内でもよく見られている傾向があります。
Twitterではリアルタイムの情報を見る人は多いと思いますが、
若い世代では情報収集で積極的に活用されています。

Facebookは少し年齢層が高いのが特徴です。以前よりは利用数が少なくはなりましたが、
長期的につながり続けるツールとして活用されています。

Instagramについては動画や画像などビジュアルに特化しており、
女性の利用率が男性の利用率を上回っている傾向があります。

 

まとめ

 

今回は、SNSってよく聞くけどどんなものがSNSと呼ばれるのか、
まずは基礎中の基礎をご紹介してみました。
特徴や傾向を少しでも知ることで活用のヒントにして頂きたいと思います。

6月20日開催のユーザー会では、
それぞれのSNSにあった活用法などを実際の事例を交えてご紹介をする予定です。
これからSNSを使ってみたい方や、今の運用の見直しの参考にしたい方は
ふるってご参加ください!

6月20日開催『@dreamユーザー会 2023』概要