dreamDAY!2017論文選考会報告

 

10月24日(火)@dreamDAY!2017の論文選考会が行われました。

 

今回は9月よりエントリーを開始し、最終14社からの論文提出があり、
選考会ではその中から@dream優秀賞として6社を選出しました。

 

選考をお願いしたのは全国7ブロックのキャプテンの皆さま

 

事前にじっくりと論文を読み、ホームページなどもご覧いただいた上で、
それぞれ受賞に該当すると思われる会社様に挙手する形で進められました。

 

今年のエントリーは提出された数こそ多くはなかったものの、
全体的なレベルが高く、どれも甲乙つけがたいほどの内容でしたが、
@dream活用が見られる点はもちろん、独自の工夫や運用とその成果、
また、一生懸命に取り組む姿勢なども選考のポイントとなりました。

 

受賞されたのは次の6社様です。

 

【@dream優秀賞】※当日の発表順

 

リブプライム不動産株式会社様(売買・大阪府)

有限会社ケイ・ライフ様(賃貸・神奈川県)

株式会社カナエ・アドバンス様(売買・千葉県)

有限会社 朝日住宅様(賃貸/売買・島根県)

株式会社コントス様(売買・大分県)

株式会社藤建企画様(売買・東京都)

 

受賞おめでとうございます! @dream DAY!当日の登壇を楽しみにしたいと思います。

 

@dreamDAY!2017は12月12日(火)よみうりホール大手町にて開催。
一般観覧お申込みの受付も開始しています! 是非ご参加ください!

 

 

 

選考会の後は、ブロック勉強会についてのディスカッション。

 

まずは各キャプテンから今年の勉強会についての総括や感想が発表されました。
全体として、2年目に入って底上げされてきた手ごたえを感じることや、
エリア内での一体感が出てきているといった点が挙げられていました。

 

そして来年への課題について、新たな参加者を継続して増やしていくことや、
「集客」に加え、スマホ対策の重要性などもテーマにすることも話し合われました。

 

また、来年の開催も今年に続き、各ブロックで3回実施することになりました。
開催概要については2018年2月頃に当ブログやメルマガなどでお知らせします。

 

 

13時から17時まで長時間の選考会およびミーティングに参加いただきました
ブロックキャプテンの皆さま、お忙しい中、ご協力ありがとうございました!

 

 

【今後のブロック勉強会】※下記を持ちまして今年の開催は終了となります。

 

11月  2日 中部ブロック勉強会(名古屋会場)
11月 7日 近畿ブロック勉強会(大阪会場)
11月14日 九州沖縄ブロック勉強会(福岡会場)
11月21日 神奈川ブロック勉強会(藤沢会場) 

 

詳細は@dream全国ブロック勉強会ページでご確認ください。

 

 

 

 

不動産紹介ビジネス

 

 

昨年の6月に唐突に出た記事でしたが、経済産業省が「宅地建物取引業」の
免許を持たない個人や法人が不動産業者へ顧客を紹介した際に、
手数料を受け取る行為を「合法である」という認定をしました。

 

宅地建物取引業(宅建業)の免許を持たない個人や法人が、
不動産会社に顧客を紹介した時に手数料を受け取る行為に対して、
経済産業省が6月15日、合法と認める発表を行った。 

経産省の担当者は「顧客へ物件情報を紹介する場合、不動産取引を媒介する
行為となるが、業者を紹介するだけであれば仲介行為に当たらない。
個人でも法人でも違法性がないことには変わりはない」とコメントしている。 

 

宅建免許ない紹介ビジネスに合法認定~全国賃貸住宅新聞

 

この行為を繰り返し利益目的で行っても良いそうです。

 

あくまでも顧客を不動産業者へ送客する行為に対してということですが、
物件の紹介は媒介行為にあたるが、不動産業者の紹介だけなら媒介行為に
当たらないということになります。不動産紹介業とでも言いましょうか。

 

また昨年12月には、契約の場に顧客を紹介した事業者が立ち会って契約成立時に
手数料を受け取る行為に対しても、物件の説明、契約成立に向けた取引条件の
交渉調整の行為は顧客と不動産業者で直接行い、事業者が一切関与しないことから、
「宅地建物取引業」には該当しないという見解も出されています。

 

この認定・見解は規制を所管している国土交通省の確認を得て、
経済産業省から出されたもので、狙いは「新たなサービスの創出及び拡大」だそうですが、
免許を持たなくても、不動産に関わるビジネス(紹介)が出来ることで、
異業種からの新規参入をさらに促し、業態の活性化をはかりたいという事です。

 

不動産会社へ顧客を送客し得る事業者はビジネスチャンスを探っていることでしょう。
(この辺りは今後別のテーマで深く考えてみたいと思います。)

 

しかし免許を持つ不動産業者はルールに基づいて契約に至るプロセスを踏むのに対し、
紹介事業者のルールはとても曖昧に見えます。

 

業界が活性化するのは良いことですし、顧客を送客してくれる窓口が増え、
実需に繋がるのであれば尚、良いことですが、今よりも透明性に欠ける取引が増え、
専業で窓口を行う悪質な事業者が現れる可能性も否定できません。

 

 

どんな業界でも、新規の獲得が難しい時代に突入する中で、
商品で差別化できなくなれば、選ばれる会社になるしかありません。

 

差をつけるのは“評判”と“信頼感”。

 

これからの時代は正しい情報を配信し、信頼される対応をすることの重要度が
さらに増すことになると強く感じます。ますます意識していきたいですね。