その他編
その他編一覧へ戻る
テクニック集トップへ戻る
@dream活用やインターネット不動産運営で役立つ
便利なソフトや設定のご案内をしています。
61
Googleアナリティクス4(GA4)に伴う設定作業
Google社より2023年7月1日をもって、
現在使用されている
Googleアナリティクスのバージョン(ユニバーサルアナリティクス:以下UA)を廃止するとの発表
がありました。
2023年7月1日以降はUAではデータの取得ができなくなるため、2020年10月に公式リリースされた
Googleアナリティクス4(以下GA4)の導入が必要です。
GA4は、これまでのアカウントで継続して利用できますが、設定作業が必要となってきます。
GA4に変わることにより、トラッキングコードも新しくなるため、
今後も継続してアナリティクスを利用したい方は
現在@dreamやホームページに挿入されているUAのトラッキングコードからGA4のコードへ差し替え作業が必要
となります。
旧新トラッキングコードの混在は正確な測定ができません。
トラッキングコードの入れ替え作業をする際は、計画的に進めていただくことをおすすめいたします。
UAでの計測が停止された後も半年間は閲覧のみすることが可能ですが、
過去のデータを保管しておきたい場合はレポートのエクスポートをGoogleは推奨しています。
また、GA4とUAはプロパティ画面や計測基準なども異なるため、GA4とUAの連携設定を行うことで
2023年6月30日までは併用して測定することが可能ですが、Googleは測定利用していたUAのトラッキングコードが
gtag.jsでないと各ウェブページのトラッキングコードを入れ替える必要があるといっています。
アナリティクスヘルプ
GA4とUAを併用して利用したい場合
はすべての自社ウェブページにgtag.jsを使ったUAのトラッキングコードの設置が必要です。
まずは、GA4の設定作業へ進む前に挿入されているUAのトラッキングコードがgtag.js利用なのか調べます。
61-1 ◆挿入されているUAのトラッキングコードがgtag.jsなのか調べる◆
61-2 GA4のプロパティ作成
61-3 GA4とUAの連携設定
61-4 GA4トラッキングコード入れ替え作業
・@dream編(すべてのユーザー様に行っていただく作業)
・HTMLホームページ編
61-5 GA4データ保有期間延長方法
61-1
◆挿入されているUAのトラッキングコードが
gtag.js
なのか調べる◆
ブラウザ(Google Chromeなど)で自社ホームページや物件ページを開きます。
表示されたページの余白で右クリックし「ページのソースを表示」をクリックします。
※画像の上で右クリックすると「ページのソースを表示」が出てこないので、必ず余白で右クリックしてください。
ソースの画面が表示されたら「Ctrl+F」を押すと検索できる窓が右上に表示されます。
検索窓に「
gtag.js
」と入力すると、該当の文字の色が変わりますので、周辺のソースを確認してください。
正しく挿入されていた場合、「
</head>
」直前にGoogleアナリティクスのトラッキングコードの記述があります。
【gtag.jsを使ったUAトラッキングコード例】
■gtag.jsが挿入されていた場合
・・・下記手順
61-1
から設定を行ってください。
■gtag.jsが挿入されていなかった場合で、併用利用が不要な場合
・・・下記手順
61-1
から設定を行ってください。
■gtag.jsが挿入されていなかった場合で、併用利用をしたい場合
・・・
GA4のトラッキングコードに差し替え前に
すべてのウェブページ
をgtag.jsを使ったUAのトラッキングコードに
差し替え作業が必要となります。その後、GA4のトラッキングコードへ差し替えが必要となるため作業量が倍必要となります。
併用利用をする場合は、別ページ【 62.
gtag.jsを使ったユニバーサルアナリティクスのトラッキングコードへの差し替え作業
】の
手順を行ってから下記作業を行ってください。
61-1 ◆挿入されているUAのトラッキングコードがgtag.jsなのか調べる◆
61-2 GA4のプロパティ作成
61-3 GA4とUAの連携設定
61-4 GA4トラッキングコード入れ替え作業
・
@dream編
(すべてのユーザー様に行っていただく作業)
・
HTMLホームページ編
61-5 GA4データ保有期間延長方法
Google Analyticsについての仕様・動作・解析、およびGA4詳細については弊社ではお答えいたしかねます。
Google Analyticsヘルプにお問い合わせいただきますようお願いします。
61-2
GA4のプロパティ作成
アナリティクスのデータを測定しているGoogleアカウントで
GoogleAnalytics
にログインします。
UAのホーム画面左下の歯車のマーク(管理)を選択し、プロパティ内の「GA4設定アシスト」を選択します。
Googleアナリティクス4プロパティの設定アシスタント画面を開き、「はじめに」を選択します。
新しいGoogleアナリティクス4プロパティの作成画面で「作成して続行」を選択します。
Googleタグの設定画面が表示されるので、「Googleタグを設定する」を選択し「次へ」を選択します。
続いて実装手順の画面が表示されるので、「手動でインストールする」を選択します。
「G-××××」が含まれるGoogleタグをコピーし、ホームページや@dreamへ挿入するトラッキングコードをコピーします。
メモ帳などに貼り付けて保存しておきます。「完了」ボタンを押して進みます。
Googleアナリティクス4プロパティの設定アシスタント画面で「接続済み」になっていることと
接続済みのプロパティに「GA4プロパティ名」が入っていることを確認し、「GA4プロパティに移動」を選択します。
設定アシスタント画面に切り替わります。
「新しいGA4プロパティです。接続済みのユニバーサルアナリティクスプロパティに変更はありません。」の表記と
「●●●に接続しました」の表記が出ていることを確認できればGA4のプロパティを無事に作成できました。
次の手順でもGA4プロパティ画面を使用するため、画面は開いたまま
61-2
へお進みください。
61-3
GA4とUAの連携設定
GA4とUAのデータを併用(2023年6月30日まで)して測定させるためにUAとGA4のIDを連携させます。
上記手順で開いていたGA4プロパティ画面から「データストリーム」を開きます。
ウェブストリームの詳細を開くため、「>」を選択します。
ウェブストリームの詳細画面を開き、ストリームの詳細欄にある「G-××××」の測定IDをコピーします。
ウェブストリームの詳細画面は左上の×で閉じ、データストリーム画面に戻ります。
続いて、UAのプロパティに移動するために「GA4のプロパティ」を選択します。
「UAのプロパティ」が表示されるので、選択するとUAのプロパティへ移動します。
UAのプロパティ内にある、「トラッキング情報」を選択し、「トラッキングコード」へ移動します。
移動した画面内でスクロールをすると「接続済みのサイトタグ」の欄が出てくるのでクリックし開きます。
接続済みのタグ画面が開きます。
「接続するタグのIDを入力します。」の枠に、GA4でコピーした「G-××××」の測定IDを貼り付け「接続」をクリックします。
接続済みのタグに「G-××××」のIDが紐づいていれば×で閉じます。
トラッキング情報画面に戻るので、「接続済みのサイトタグ」の欄が「1個が接続済み」と表示されているか確認します。
確認できれば、UAにGA4のIDが連携されました。
次に、UAのIDをGA4に連携させるために、「UA-××××」のトラッキングIDをコピーします。
続いて、GA4のプロパティに移動するために「UAのプロパティ」を選択します。
GA4を選択し「GA4のプロパティ」へ移動します。
GA4のプロパティ内にある「データストリーム」を選択し、ウェブストリームの詳細を開くため「>」を選択します。
ストリームの詳細が開いたら、Googleタグ項目の「接続済みのサイトタグを管理する」を選択します。
「接続するタグのIDを入力します。」にコピーしてきた、UAのIDを入力し「接続」をクリックします。
接続済みのタグに「UA-××××」のIDが紐づいていれば×で閉じます。
ウェブストリームの詳細画面に戻るので、「接続済みのサイトタグ」の欄が「1個が接続済み」と表示されているか確認します。
確認できれば、GA4にUAのIDが連携されました。
UAタグで取得したデータもGA4の画面で確認出来るようになりました。
ウェブストリームの詳細画面は×で閉じます。
実際に測定がされていることを確認するためにレポート画面に移動します。
左サイドバーにあるアイコンにカーソルを当てると「レポート」が出てくるので選択をします。
レポート画面に移動し「リアルタイム」を選択します。
実際に測定がされていることが確認できればGA4とUA双方のID連携が完了しました。
【GA4とUAを併用して測定したい場合の注意点】
連携作業後に測定しているページにGA4とUAのトラッキングコードが二重に入っていると
ページビュー数が二重に計測されてしまう報告もあります。
弊社では詳細な数値の測定は行っていないため、二重計測や解析などのご質問にはお答えいたしかねます。
Google Analyticsヘルプにお問い合わせいただきますようお願いします。
61-4
GA4トラッキングコード入れ替え作業
ホームページや@dreamに挿入してあるUAのトラッキングコードを、GA4のトラッキングコードに差し替えます。
運用に応じて、必要な作業箇所が異なります。確認の上、もれなく行うようにしてください。
※すでにトラッキングコードが入っている前提のご説明です。
・@dream編
※画面は売買版ですが賃貸版も作業は同様です。
【静的既存ページ・レスポンシブページ使用の場合】
※自由編集ページの場合も、メインメニュー「HPアップロード」>「HP編集」>「HP基本設定」>「全般」から
一旦、デザイン設定を「既存の設定を使用して出力する」に切り替えて作業をしてください。
作業後、「自由編集」にチェックを戻して、「保存」します。
メインメニュー「HPアップロード」>「HP編集」>「HP基本設定」>「各種設定」
入っているトラッキングコードを全て削除、新しいトラッキングコードを貼り付け、「保存」します。
【自由編集ページ使用の場合】
※
編集ファイルのバックアップを取ってから作業をしてください。
(デスクトップなどに保存しておきます)
C:\Program Files (x86)\RingAndLink\@dreamprogre\B9\B_TempまたはC8\Temp
「HPアップロード」>「HP編集」>「HPカスタマイズ」>「自由編集」
物件一覧ヘッダ、駅別一覧ヘッダ、詳細画面
それぞれ×居住/事業、通常/会員で差し替え作業が必要です。
旧トラッキングコードが正しく挿入されていた場合、「
</head>
」直前に記述が見つけられます。
新しいトラッキングコードを
</head>
直前に貼り付け、「保存」します。
物件一覧ヘッダ、駅別一覧ヘッダ、詳細画面×居住/事業、通常/会員
必要に応じて作業し、都度「保存」してください。
【動的ページ使用の場合】
メインメニュー>「動的HP」>「デザイン」>「その他」>「GoogleAnalyticsトラッキングコード」の
トラッキングコードを入れ替え「保存」します。
【ダイナミックレスポンシブページ使用の場合】
ダイナミックレスポンシブページの管理画面にログインし、ダッシュボード内で「設定」>「トラッキングコード」を選択します。
トラッキングコードを入れ替え「保存」します。
HTMLホームページ編
ホームページ上の各ページもトラッキングコードの差し替え作業が必要です。
トップページ、会社概要、希望条件登録フォームなど必要なページで差し替え作業を行ってください。
※バックアップを取ってから作業されることをお勧めします。
ビルダーで差し替えるページを開きます。ここではトップページ「index」を例にご説明します。
編集するページ「index」を開いたら、「HTMLソース」を開きます。
※その他、解析をしたいhtmもしくはhtmlに同様の作業が必要となります。
</head>
直前のトラッキングコードを確認し、旧コードの場合は下記を参考に記述を
削除
してください。
</head>
の直前に
GA4トラッキングコードを貼り付け
ます。
「
上書き保存
」して終了します。NextFTP(FFFTP)をHomepageで接続し、アップロード上書きしてください。
必要なページがあれば同様の作業を繰り返して、トラッキングコードの入れ替え作業をしてください。
61-5
GA4データ保有期間延長方法
GA4ではデータ保有期間がデフォルトで2か月設定となっていますので、
GA4移行後には、データ保有期間を最長の14か月に設定するのを忘れずに行ってください。
GA4プロパティ画面の「管理」から「データ設定」>「データ保持」を選択し
イベントデータの保持を初期設定の2か月から14か月に変更し「保存」を選択します。
Google Analyticsについての仕様・動作・解析、およびユニバーサルアナリティクスの移行に伴う詳細については
弊社ではお答えいたしかねます。ご不明な点はGoogle Analyticsヘルプにお問い合わせいただきますようお願いします。
▲上へ
その他編一覧へ戻る