社長ブログ 第二回 社風
こんにちは、社長の金丸です。
今回は会社の風土についてお話します。
親子は似ているのが当然ですが、
会社の社員も実は似ている人が多いものです。
しょっちゅう会っているからだけでなく、
知らぬ間に会社の風土に影響されていくからです。
会社のミッションは、間違いなく利益を上げることです。
利益を上げなければ会社は存続できず、
社員の生活を守れなくなり、
何よりサービスや製品の提供を受けているお客様に迷惑がかかります。
しかし、利益を上げるための方法は会社ごとにさまざまです。
最近話題になっている「ブラック企業」とは、
利益を上げる方法が社員の犠牲の上に成り立っている会社のことです。
当然そんな会社の社員はたくさん辞めますが、
やめないで残っている社員も存在します。
その会社の風土に慣れ、会社とはこういうものだと勘違いしちゃうからです。
ただやっぱりそんな会社は結局つぶれてしまいます。
会社はそもそも生き残ることが難しい存在で、
創業から10年続く企業は全体の3%くらいしかいません。
その3%の企業にこそ本物の風土があるのです。
サントリーの「やってみなはれ」とか、
ソニーの「自由闊達なる愉快な工場」などの企業理念は有名ですが、
そんな言葉だけではなく、
生き残る企業にはまさしく文化があります。
そして、その文化の中で共通するものがあるのです。
それが「うそをつかない」「逃げない」
そして「一生懸命働く」というものです。
人の生き様と一緒ですね。
新卒で会社に入れば、
前述したように必ず企業の風土に影響されます。
うまくやればいいという価値観の企業に入ってしまえば、
必ず皆さんもその風土に影響されます。
不器用で大変かも知れないけど、
うそをつかず、逃げずに一生懸命働く企業に入れば、
その風土が皆さんの体の中に入っていくのです。
だから、最初に入る会社は大事なんです。
会社説明会や企業訪問をしても、
そんなに簡単にはわからないかもしれませんが、
大企業でも中小企業でも、
そのことにこだわって就職活動をしてください。