学生からよく質問されること
こんにちは!
リングアンドリンク株式会社、採用担当の金丸(大)です。
5月の連休も終わり、就職活動も活発になってきたことだと思います。
我々も会社説明会を再開いたしました。
そこで本日は、『学生からよく質問されること』について、
私の見解で、お答えしようと思います。
座談会では、こんな質問を多くいただきます。
Q1 会社に入った決め手はなんですか?
A1 私の場合、上下の壁がなさそうだったというのが決め手でした。
「意見を言うのは自由」、という話は良く聞きますが、
言える雰囲気があるか、聞く耳を持ってもらえるか、
それは企業の中でないとわかりません。
私は会社見学の際、全ての事業部を見た雰囲気で、『大丈夫だ』と思いました。
実際、今でもそう思います。
もう一つは、想像以上に若かったことです。
工場=職人さん、のイメージが強かった私は、
自動的に年齢層が高いものだと思っていました。
しかし実際はそうではなく、
今時点の平均年齢は昨年度から上がって35歳です。
若いメンバーが多いので、横のつながりはもちろん、
縦との距離もそれほど遠くありません。
Q2 入社前と後でギャップはありましたか?
A2 ありました。オンとオフがはっきりしているところです。
仕事中のオンモードと就業後のオフモード、目つきから喋り方まで違います。
仕事中はピリッとした空気を出すこともありますが、
飲み会なのでは全く違う顔を見せます。
同じ人なのかも怪しいくらいです。
プロとして‘オンオフの切り替え’が出来ているんだなと思います。
これは意外に出来ない人は多いと思います。
私としては尊敬する一面です。
Q3 新入社員の研修内容ってどんな内容ですか?
A3 弊社では、2ヶ月間かけて、すべての部署をまわります。
文系の方も工場の方の研修をしますし、
理系の方が営業の方と一緒に行動することもあります。
具体的には、ソフト事業部なら、営業の方の同行やユーザー向け学習会への参加、
精密製品事業部なら設計や組立の体験など・・・・・。
この研修には3つの目的があります。
一つ目は、‘会社がどんなことをやっているのか’を知ってもらうことです。
配属した後ですと、他部署のことを知る機会はあまりないので、
会社全体を知ってもらいます。
二つ目は、‘どんな方がいるのか’を知ってもらうことです。
当然、皆さんのことを覚えてもらう目的もあります。
三つ目は、‘知らない世界’を知ってもらうことです。
もしかしたら、触れてみて初めて興味が出ることもあるかもしれません。
余談にはなりますが、ここ数年を見ていると、
全くものづくりをやっていなかった方が、
組立や加工、設計などの研修を楽しんでいる人が多いように見えます。
聞きたいことは人それぞれ違いますが、色々なことを質問してください。
わからないことがあるのは当然です。
だから企業は会社説明会を開いて、
皆さんにお話をし、質疑応答を受けるのです。
皆さんには聞く‘義務’と‘権利’があります。
恥ずかしがらずに、疑問を素直にぶつけてください。
‘わからないこと’よりも、‘わからないまま’の方がはるかに恥ずかしいことです。
最後に、一つだけアドバイスをします。
是非、企業側が答えにくいことを聞いてください。
多くの企業はポジティブな話はいくらでもします。
ただし、自らネガティブな話はなかなかしません。
ですから、皆さん自身で聞き出し、情報を掴んでください。
「こんなこと聞いていいかわからないんですが・・・」
と言って質問される学生がいらっしゃいます。
質疑応答の時間は、そういうことを聞く為の時間だと私は思います。