やっぱり大事なTitleとdescriptionを見直そう

 

前回のSEO関連エントリーでは、検索数は少なくても需要があるスモールワードを
コンテンツに取り入れて、チリツモで検索流入を増やしましょうという話でした。

 

 

で、せっかくやるなら合わせてちゃんとしたいのがTitleやdescriptionのこと。

コンテンツが評価される時代には、順位を決める大きな要素ではないけれど、
ページの情報を正しく伝え、検索結果でクリックしてもらうために重要です。

 

今回はTitleとdescriptionを記述する際のポイントについてご紹介します。

 

 

■Titleについて

 

<Title></Title>内に記述するタイトルは、クローラー(ロボット)とユーザーの双方に
そのページが何について書かれているかを伝えるもので、検索結果で一番上に表示されます。

 

 

 

【記述のポイント】

・ページ内容が分かる簡潔で説明的なタイトルにする(狙うキーワードを自然に入れる)
・28文字以内を目安に(それ以上は切れるし、長すぎるのはペナルティの可能性も)
・各ページに固有のタイトルをつける(全てまたは大半のページに同じものを付けない)

 

ページ内容を無視して狙っているキーワード詰め込んだりせず、
ページの「正しい内容を伝える」タイトルにすることを意識しましょう。

 

またトップページや会社情報やスタッフ紹介など複数のページで
全く同じタイトルになっている場合は早めの改善がベターです。

 

例:トップページ・・○○市の不動産 ××株式会社 売買情報毎日更新!
  会社情報・・○○市の不動産 ××株式会社 会社情報

 

 

 

■descriptionについて

 

description はGoogleなどの検索エンジンにページの概要を伝える説明のこと。
検索キーワードと関連が高い場合、検索結果に表示される可能性があります。

 

 

※Google検索の場合、ユーザーが検索したキーワードと関連性の高いテキストが
コンテンツ内にあればその部分が使われ、必ずしもdescription表示されるとは限りません。

 

 

【記述のポイント】

・ページの概要を正確に分かりやすくまとめる(キーワードだけで埋めつくすのはNG)
・全角80文字~120文字を目安に(短すぎも好ましくない)
・ページの内容を丸ごとコピーして入れたり、全てまたは大半のページを同じものにしない

 

ページの内容に関係のない文章にならないよう概要を書くことを意識しましょう。
「○○市不動産のページ」など短く一般的すぎる文章にもしないよう注意してください。

 

Title同様、descriptionも複数のページで同じものを使わないようにします。
同じものが多いとSearch Console上で改善点として指摘される場合もありますし、
アルゴリズム変更やペナルティを受けた場合もダメージが大きくなりそうです。
見直しをして、必要に応じて少しずつ改善していくのがよさそうですね。

 

 

ちなみにkeywordについては、以前のように順位を決める要因でないため、
SEO的には入れる入れない、何を入れるは気にしなくてもよいようです。

「検索エンジンに渡すキーワードは記事の内容からGoogleが判断する」とのこと。
meta keywordを見ていないので、新たに手をかける必要はないと思います。

余力があれば、コンテンツに合った適切なものを入れておく感じでしょうか。

 

 

■Titleとdescriptionまとめ

 

役割は違っても「Title」「description」それぞれに求められているのは
ユーザーにもクローラーにも正しく分かりやすい内容を伝えるということ。

 

細かいことはさておき、改めてTitleやdescriptionの大切さを考えてください。

 

また、特にサイト内ブログで、不動産知識などの記事を書いてる場合も、
記事ごとの内容に合ったTitleやdescriptionをしっかり入れるようにすることで
検索流入(集客)が増やせる可能性がより広がります。

 

そして@dreamの検索条件ページもただ検索条件を作ってアップするだけでなく、
やはり面倒でも個別にきちんとTitleやdescriptionを設定するのが効果的です。

 

次回はこの内容を生かした@dream検索条件のSEO対策についてご案内します。

 

 

 

 

スモールキーワードの見つけ方

 

 

前回、不動産ホームぺージでは「地域名+不動産」のメインキーワードだけでなく、
スモールワードを狙って検索流入を増やすことが大切、とお伝えしました。

 

 

今回は検索されそうなスモールワードの見つけ方についてお伝えします。

 

 

■goodkeyword を使ってユーザーのニーズを探る

 

スモールワードは検索数は少なくても確実に需要のあることが大切です。

 

不動産ホームページの場合は「地域名+不動産」以外の不動産関連ワードや、
「地域名+不動産」と一緒に使われることの多いワードを狙うことになります。

 

「3LDK 新築」「ペット可 6万円以下」「中古戸建 2000万円台」といった
物件ページで自然に含まれる条件ワード以外も意識すると検索流入はさらに増やせます。

 

そこで関連ワードを表示してくれる「goodkeyword」というツールを使って
実際のユーザーがどんな検索をしているのかを調べましょう。

 

goodkeyword

 

ページを開いたら、関連ワードを調べたいメインキーワードを入れて検索します。
今回は例として「中古マンション」で検索してみます。

 

 

 

「中古マンション」と一緒に検索される関連ワードが表示されました。
(画像は結果の途中で省略しています)

 

これらの結果を参考にして、例えばタイトルにしたその内容のブログ記事や、
コンテンツを作ったり、Youtube投稿やキーワード設定などで使うことが出来ます。

 

※首都圏と比べた場合、検索数の少ない地域名はあまり表示されませんが、
自社エリア○○市と置換えた上で、関連ワードとして参考にするとよさそうです。

 

 

 

結果に表示された関連ワードを、さらに掘り下げることもできます。
ここでは「中古マンション 購入」を見てみましょう。クリックします。

 

 

 

さらに細かな関連ワードが表示されました。需要があるスモールワードなので、
関連する記事のブログや関連する物件や棟のコメントに適切に落とし込みます。

 

例えば「中古マンション  購入の流れ」「中古マンション 購入の注意点」など、
自社の言葉で詳しく説明したコンテンツを作ってスモールワードで上位表示を狙い、
そうした相談に乗れるから気軽に問合せてねという流れを作ってもいいでしょう。

 

また「中古マンション 購入 築年数」など、関連ワードによっては
@dreamで検索条件ページを作るヒントにもなりそうです。

 

コンテンツを作ったり、検索条件ページを作ったら、狙ったスモールワードを
タイトルやディスクリプションにも入れるようにするとよいですね。

※タイトルやディスクリプションについては後日、ご紹介予定です。

 

スモールワードを上手く使っていくことで、「○○市 中古マンション」では
上位に表示されなくても、複数の細かな検索流入を得る可能性が広がります。

 

 

 

 

結果として表示された関連ワードは、そのままコピーすることができます。
都度、検索するのは手間なので、よく使うワードはメモ帳などに貼り付けておくと便利ですね。

 

 

 

反響を得るためには、とにかくまずはアクセス(分母)を増やすことが大切!

 

トップページだけで圧倒的なアクセスを得るのは難しいし、
メインキーワードだけでアクセスを集めることもリスクがあります。

 

スモールワードも意識して検索流入を増やす対策を少しずつでもやっていきましょう。

 

次回、SEO関連エントリーでは「タイトルとディスクリプション」についてお伝えします。