オンラインメール講座を開催しました

 

7/13(火)有料講習「オンラインメール追客講座」を開催しました。

 

ホームページだけでなく、ブログやSNSなどの利用が増えた昨今、
ウェブ上で見える情報だけで他社と差別化を図るのは難しく、
また新規客の獲得も以前ほど簡単ではなくなっていることから、
メールを使った顧客育成が重視されるようになっています。

 

返信をもらうための1対1のメール追客テクニックや@dream操作ではなく、
ブランディングに取り組んで認知や信頼を作りながら顧客化を図っていくための
実践的なメール追客を学んでいただける講座ということで、顧客獲得や育成、
ステップメール活用などに課題をお持ちの5社様が参加されました。

 

Zoomを使ったオンライン講座のため、講師が一方的にお伝えするだけでなく、
参加者様同士、顔を見ながらお互いの考えを聞ける場面もあるスタイルです。
お互いに顔見知りの方が多かったこともあり、和やかな雰囲気で進められました。

 

前半のブランディングについては、ブランディングの基本的な考え方から、
地域ブランディングに成功しているユーザー様の事例紹介なども紹介し、
参加者様それぞれに自社の強み、目指す方向なども考えていただきました。

 

日頃から「信頼され、安心して任せてもらえる会社になりたい」という思いで
皆さまやっていらっしゃるのですが、ブランドとして表現していくために、
自社の強みやお客様に何が提供できるのかといったことを具体的に挙げるのは
意外と難しいもので、頭を悩ませながら自社について深堀りしていきます。
そして自社の強みが可視化され、目指す方向もわかってきたところで、
それをブランドとしてどのように認知、信頼につなげていくか、
ブランドを育てる具体的な施策や媒体ごとのポイントをお伝えしました。

 

ブランディングに取り組んでいくことで認知や信頼が進んでいくと、
「〇〇不動産にお願いしたい」というファンを増やすことができます。
ホームページをはじめ、ブログやSNSを使った活動がメインになりますが、
昨今はウェブ上だけで他社と差別化を図っていくのは限界があるため、
メールを使った顧客育成にも取り組んでいくことが重要になります。

 

そこで後半は顧客育成のためのメール追客についてのカリキュラム。
顧客育成を行うターゲットや効果、メールの手法と合わせて
実際のユーザー様のステップメール活用の成功事例や、
賃貸・売買それぞれでの具体的な運用アイディアなどもご紹介しました。

 

後回しになりがちな中長期客(そのうち・お悩み客など)のフォローは
大手や他社もなかなかやれません。ステップメールで役立つ情報を送って
見込み客と接点を維持していくことで、認知や信頼の獲得につながり、
のちにニーズが顕在化した時、選んでもらえる可能性が高められます。

 

顧客に対して継続的にメール配信して顧客育成を行い案件発生につなげたり、
関係性を深めたりする手法を「メールマーケティング」と呼びます。
ですから、何かしらのメールをただ一定間隔で送ればいいのではなく、
ブランディングの取り組みも取り入れた上で、社名を覚えてもらえたり、
信頼をもってもらえる役立つ情報をステップメールにする必要があります。

 

講座では見込み客、成約客などターゲットごとの内容アイディアや
配信スケジュールの考え方の他、ご自分ですぐ取り組んでいただけるよう
ステップメール作成の仕方やコツなども合わせてお伝えしました。

 

皆さん一生懸命メモをとったり、参加者様それぞれが発言する場面では
頷きながら聞く姿なども見られ、参考にしていただけたのではないかと思います。

 

 

内容詳細や受講された方のアンケート、感想がご確認いただけます。
オンラインメール追客講座

 

顧客化を目指したメール追客ができるようになるのはもちろん、今後の活動に
ブランディングを取り入れられ、長い目で見て各社様の財産にしていただける講座です。

 

今年度は以下の日程を予定しております。

2021年9月14日 (火) 13時~15時(満席になりました)

2021年11月16日(火) 13時~15時 受付中

 

ご興味がありましたら、ぜひサポーターまでお問い合わせください。

 

 

 

メール追客は大切だし今後も取り組んだ方がいい

 

現在はSNSなどのコミュニケーションツールを使ったやりとりが増えていますが、
メールの利用者が減っているわけではなく、ビジネスでは今なお主流です。

 

第2回ブロック勉強会メインテーマが「メール追客」になっているので、
今回はあらためてメールの重要性について考えてみたいと思います。

 

 

メールはネット上の仕組み

 

メールは多くのメールサーバーが連携することで成り立つインターネット上の「仕組み」。
利用しているプロバイダーやキャリアなどの垣根に関係なくやり取りすることができ、
LINEなど企業が提供している「サービス」と違い、終了や仕様変更の心配もありません。

 

履歴が残って検索もしやすく、詳しい情報を伝えることにも適しているため、
ビジネスシーンを中心に、メールは今も広く活用されています。

 

 

メールは最も利用者の多いチャネル

 

総務省の調査によるとインターネット利用目的で最も多いのが「電子メール送受信」で、
ほぼすべての年齢層で高くなっていることが分かります。

 

インターネットの利用目的は、「電子メールの送受信」が最も多い総務省 平成30年度版 情報通信白書

 

また別の調査では、企業からの情報を受信しているチャネルとして、
「メール」の利用率が最多73.8%という結果も出ています。

 

メールの利用率が73.8% と最多。LINE が52.2%、アプリが21.9% と続く。ユーザーが利用する主な情報受信チャネルはメールとLINE の2 つといえる。メール&クロスチャネルユーザー動向調査2017

 

メールは世代を問わずアプローチしやすい重要なツールと言えますね。

 

 

上手な使い分けが大切

 

メールとSNS・・例えばLINEを比べた時、それぞれにメリットデメリットがあります。

 

メールは検索しやすく詳しい情報を伝えるのに優れ、データも残る反面、
反応はタイムリーにわかりませんし、送信したら取り消すこともできません。
一方でLINEはリアルタイム性が高く、気軽なやり取りも簡単にできますが、
長文に向かない、ブロックされやすい、添付データが残らないという面もあります。

 

メールだけでいい、LINEがあればいい。あるいはどっちがいい悪いではなく、
主に1対1のやりとりでコミュニケーションツールとして使う場合は、
相手のスタンスや伝えたい情報によって、上手く使い分けるのが大切です。

 

とはいえ、中長期にわたる顧客育成(覚えていてもらう、関係を築く)では、
メルマガや一括メール、ステップメールを活用した追客がまだまだ有効で、
最近は「メールマーケティング」として取り組んでいる企業も増えています。

 

次から次へと新規客を獲得することが以前にもまして難しくなっているので、
一度でも接点を持った顧客は大事。改めてメール追客を考えてみてください。

 

8月6日(火)に関東から始まる第2回のブロック勉強会のメインテーマは
「顧客化に欠かせないメール追客にあらためて取り組もう」となっています。
ぜひご参加ください。(9月以降の開催は順次、お申込み開始となります)

 

@dream全国ブロック勉強会スケジュール