注目のサイテーションについて分かりやすく解説してみます

 

近年、SEOやMEOに効果があるとして「サイテーション」が注目されています。

 

SEOはホームページを検索結果で上位表示するための検索エンジン対策ですが、
MEO(Map Engine Optimization)はGoogleマップ検索(ローカル検索)で、
Googleマイビジネスを上位表示をさせるために最適化する対策のことです。

 

今回はこの「サイテーション」についてご説明したいと思います。

 

 

サイテーションとは?

 

サイテーション(Citation)とはもともと「引用・言及」を意味する単語で、
SEOやMEO対策では、第三者にサイト名などを載せてもらうことを言います。

 

具体的には「サイト名(会社名)」、「住所や電話番号」、「サイトのURL」が
他のサイトやSNS上などで、引用・言及される(紹介や話題にされる)ことで、
被リンクとは違い、自社サイトへリンクを張ってもらう必要はありません。

 

・○○不動産で家を借りたら対応がすごくよかったからお勧め!
・○○不動産は物件の情報が詳しくて助かるから見てみて! https://xxx.jp

 

リンクがなくても好意的な引用が多ければ、人気があって信頼性が高いと
考えられることから、サイテーションも評価の対象になってきています。

 

「ネット上でどう思われているか?、SNS上でどう言われているか?」

 

現在のGoogleはこうした点も重視して見ているということですから、
今後は『サイテーション獲得』も意識していく必要がありそうです。

 

※被リンク(質のよいリンクをもらう)も引き続き、SEO対策で重要です。

被リンクとは? 今も有効な被リンクについておさらい
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Googleは「ユーザー第一主義」。ユーザーに役立つサイトが上位表示されるべき と考えていて、検索順位を決める評価の基準も全てはそこに基づいています。
2018-03-15 11:00

 

 

サイテーションの効果

 

サイテーションを獲得すると、他のサイトやSNSで自社が紹介されることになるので、
その数が増えることで、知名度や信頼性の上昇が期待できます。

 

ローカル検索のランキングでは「知名度」「距離」「関連性」が重視されるため、
知名度を上げることで、Googleマップ検索で上位表示の可能性につながります。

 

ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も知名度に影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果の掲載順位に影響します。ローカル検索結果の掲載順位が決定される仕組み

 

また多くの人に言及されるのは、必要とされている情報とも言えるので、
サイトの信頼性が増すことにもつながり、SEO対策としての効果も期待できます。

 

 

サイテーションのためにできること

 

サイテーションは「他サイトやSNSで自分のサイトが紹介される」こと。
被リンク同様、簡単に獲得したり、計画的に増やせるものではないので、
まずは基本どおり、ユーザーのためになるサイト運営をしていきましょう。
よい意味で言及や引用されるためには、有益な情報が不可欠だからです。

 

その上で、会社の存在を正しく伝えるため正確な情報への統一をしたり、
GoogleマイビジネスやSNSを活用して認知を上げる活動を行っていきます。

 

 

○正確な情報への統一

 

自社サイトはもちろん、GoogleマイビジネスやSNSなどに載せた
会社情報の表記がすべて一致しているようにしておきましょう。

 

Name(名前)、Address(住所)、Phone(電話番号)は特に重要です。

 

戦国不動産株式会社、戦国不動産(株)、戦国不動産と表記が違ったり、
住所の番地や建物名の記載、電話番号のハイフンが有り無し一致していない・・

 

表記がまちまちだと、別の会社と認識されたり混乱する恐れがあるため、
サイテーション効果を得るには、これら情報の統一が必須になります。
(半角・全角も同じにするくらいの徹底を意識するとよいでしょう)

 

○SNSの活用

 

会社のTwitterやFacebookページを作って、コツコツ情報発信していきましょう。
アカウントを作って登録することが、ひとつサイテーション獲得にもなります。
情報配信を続けて認知を高めることで、引用される機会が増えていきます。
間違った情報が拡散・引用されないよう、常に正確な情報を伝えてください。

 

Facebookページも出来るだけやっておいた方がいいと思う
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すでに自社のFacebookページを立ち上げ活用している方も多いと思いますが、 昨年末のドリームデイ、Yext様の特別講演でも運用を勧める話しが出ていたため、
2019-01-31 15:00

 

○Googleマイビジネスの運営

 

GoogleマイビジネスはMEO対策としてとても重要なだけでなく、
口コミもサイテーションや知名度に大きく関わってきますので、
必要な情報を正しく入れて、しっかり活用していきましょう。

 

Googleマイビジネスの基本情報をあらためて確認しませんか?
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Googleマイビジネスに登録して、実際に活用している方が増えてきました。基本情報を充実させて、写真や投稿機能、口コミ管理などもぜひ活用してください。
2018-12-06 15:00

 

 

サイテーションの注意点

 

サイテーションも被リンクと同様、自然獲得したものに価値があります。
自作自演であちこちに会社名やURLを載せまくるのは絶対にやめましょう。
ペナルティになって悪い結果につながってしまったら元も子もありません。

 

またサイテーションを増やしても、それだけでは上位表示にはなりません。
他の色々な評価要因も関わるので、とらわれすぎないようにしてください。

 

 

サイテーションまとめ

 

良いコンテンツやサービスには、自然に良い評価や好意的な引用が増えます。

 

サイテーションの意味や効果を知って、少しずつ増やしていきたいと思うと、
サイト運営はもちろん、GoogleマイビジネスやSNS活用の意識も新たになりますね。

 

まずは「正確な情報の統一」がされているか確認することから始めてみましょう。

 

 

 

 

今後のサイト運営のためGoogleが重視していることを知っておこう

 

2018年も残すところあとわずか。今年は常時SSL化やモバイルファーストインデックス、
スピードアップデート、あるいはGoogleマイビジネスでのローカル検索対策といった
様々なSEO関連の話題がブロック勉強会などで取り上げられ、力を入れてきた1年でした。

 

それぞれの詳細については、本ブログの各記事でもご紹介してきましたが、
今回はもっと根本的な「Googleの評価基準」についてお伝えしたいと思います。

 

検索結果を決めるアルゴリズムのアップデートは定期的に行われていますが、
その基準となる概念や意図はぶれないので、一度きちんと確認しておきましょう。

 

 

Googleの検索品質評価ガイドライン

 

Googleは定期的に「ユーザーに有益で質の高いサイトを検索結果に表示できているか」
外部の評価者を採用してチェックしているのですが、その際の基準として配られるのが
General Guidelines」で、日本語では「検索品質評価ガイドライン」と呼ばれます。

 

このガイドラインには、Googleがどのような考えや基準に沿ってサイトを評価し、
検索結果に反映させているかという意図や方向性が具体的に掲載されています。

 

General Guidelines は英語の上、数も膨大なのですべて理解するのは困難ですが、
現在のガイドラインが2018年7月に大幅更新されていることもありますので、
とにかく重要と言われる大きな部分をいくつかご紹介しておきたいと思います。

 

 

E・A・T

 

E・A・Tとは、Googleが求めている3つの頭文字を取ったものです。

 

  • Expertise(専門性があること)
  • Authoritativeness (権威があること)
  • TrustWorthiness (信頼できること)

 

質の高いコンテンツを構成する要素として、以前から言われているものですが、
最新のガイドラインでは E・A・T の記載が増え、より重視される方向になりました。

 

3つの単語を見ると堅苦しくて少し難しく感じますが、まずは専門性の部分。

 

不動産会社であれば、不動産の分野について詳しく掘り下げたコンテンツを持って、
不動産についてできるだけ専門性のあるサイト運営をするのが大事ということです。

 

たとえば「取引きの流れ」「よくある質問」「用語の解説」「成約事例」といった
専門的な知識を必要とするコンテンツを作ったり、分かりやすく詳しくするなど。

 

そして専門性が高まれば「このサイト(企業・人)が言うなら間違いない」という
権威性がついてきますし、支持が集まることでさらに信頼性も増していきます。

 

SEO対策として「コンテンツの質と量」を考えるのが大切と言われていますが、
コンテンツを見直して質を上げたり、コンテンツを増やすことを考える際には、
この「E・A・T」の、特に「専門性」の部分を意識してみるといいと思います。

 

 

YMYL

 

YMYLとは「Your Money, Your Life」の略で、お金や健康、将来の幸せや安全など
人生に影響する記事をGoogleは「YMYL(あなたのお金や人生)」と呼んでいます。

 

YMYLが該当するのは、医療や健康、金融や行政、法的な情報など、
人の人生やお金に大きな影響を与える可能性の高いページのことで、
GoogleはYMYLに該当するページは「品質が特に重要」と言っています。

 

不動産会社のサイトがYMYLにどの程度、該当するのかはわかりませんが、
ユーザーの人生に関わる大きな買い物の入り口ページとなりうるでしょうし、
税金や法律が関わってくることを考えると、意識しておく必要がありそうです。

 

E・A・T(専門性、権威性、信頼性)とかぶってくる部分もありますが、
たとえば自社で作成したコンテンツ1ページから、物件ページ1枚から、
「正確で有益な信頼できる情報」の提供を、常に心がけていきましょう。

 

 

Googleの検索品質評価ガイドラインまとめ

 

今回は、何をどうする、どこをこうするといった細かなSEO対策ではなく、
Googleの検索品質評価ガイドラインから、特に重要とされる部分をお伝えしました。

 

SEO対策は、たとえば「Titleやdescriptionをしっかり入れましょう」といった
最低限のやるべきポイントは引き続き、押さえておく必要があると思いますが、
それ以上に、今後は「サイト全体の品質」が大事になってくるということです。

 

またガイドラインには、「ウェブサイトの評判」も重要だと書かれています。
Googleはその会社のウェブサイトからだけでなく、Googleマイビジネスや
ユーザーの口コミ、第三者サイトやページからも情報を得ていますので、
「サイト全体の品質」を上げることで、評判への効果も期待できそうです。

 

Googleに対してでなく、ユーザーへの貢献を第一に考えたサイト運営を行って、
より正確で、より詳しく、より新しい有益な情報の配信に努めていきましょう。

 

今後も検索結果に表示されるために、最も気にしてほしいのはこのことです。