ローカル検索ではNAP情報がとにかく大事!

 

以前お伝えしたサイテーションの記事内でも触れた「NAP情報」。

 

サイテーションとは「他サイトやSNSでNAP情報が(好意的に)引用されると
評価につながる」というもので、ユーザーに正しい情報を掲載してもらい、
それをGoogleに評価してもらうためには、このNAP情報が重要になります。

 

そこで今回はNAP情報のポイントについて詳しくお伝えしたいと思います。

 

注目のサイテーションについて分かりやすく解説してみます
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近年、SEOやMEOに効果があるとして「サイテーション」が注目されています。 SEOはホームページを検索結果で上位表示するための検索エンジン対策ですが、
2019-04-18 15:04

 

 

NAP情報とは

 

NAP情報とは「名前」「住所」「電話番号」を表し、頭文字を取って「NAP」と呼ばれます。

 

  • Name=店舗や会社の名前
  • Address=住所
  • Phone=電話番号

 

このNAP情報が正確に統一されていないと、せっかく他サイトで引用・紹介されても、
同じ会社(お店)の情報ではないと判断され、評価につながらなくなってしまいます。
ローカル検索でとても重要なポイントになります。出来る限り統一していきましょう。

 

 

NAP情報の統一とは?

 

NAP情報の統一とは、自社サイトはもちろん、Googleマイビジネスやブログ、
SNSなどに載せたNAP情報が、完全一致していることを言います。

 

「戦国不動産株式会社」「戦国不動産(株)」⇒株式会社の表記が違う

「所沢市東所沢1-2-3」「所沢市東所沢1丁目2番地3号」⇒ハイフンと番地で表記が違う

「04-1234-5678」「04-1234-5678」⇒半角と全角で表記が違う

「Ring and Link」「Ring and Link」→半角と全角で表記が違う

 

全角半角は特に、入力した時期の違いなどで混在してしまうケースが高いです。
日本語は数字とアルファベットしかない英語に比べると表記の種類が多いので、
人ではなく、Googleのロボットが見ているということを意識していきましょう。

 

 

ネット上に散らばる自社の情報

 

自社サイトや自社が運営する媒体は、自力でNAP情報を統一することができます。
しかしネット上には様々な情報が散らばっていて、実はGoogleが情報を取得している、
あるいは他のサービスが情報を利用しているといった状況になっています。

 

たとえばGoogleはFacebookページやTwitterなどSNSの情報だけでなく、
不動産会社であればポータルサイト、飲食店なら食べログなどのレビューサイトも
「第三者サイトからの情報」として見ていると言われています。
またFacebookはInstagramにチェックイン情報を提供していますし、
YelpFoursquareといったサービスも、あまり馴染みがないかもしれませんが、
Twitterに位置情報を提供しているそうです。

 

自社で利用や把握をしていなくても、NAP情報が掲載されているものは膨大なので、
まずは自社サイトのNAP情報の確認(トップページ以下全ページの表記)すること。
そしてGoogleマイビジネスやFacebookページ、ブログやTwitterなど自社で管理し、
修正できるネット上の媒体から確認して、出来るだけNAPを統一していきましょう。

 

NAP情報が正しく統一されることで、サイテーションの効果が得られやすくなり、
Googleマップ検索で自社を見つけてもらえる可能性を高めることができます。

 

とはいえ、全てを見つけて、ひとつひとつ直していくのは現実的ではありませんし、
Googleマイビジネスなどユーザーが情報を書き換えてしまえばいたちごっこです。

 

インターネット上の地図やSNS、検索エンジンなどに載っている情報を一元管理する
サービス「MITUCAL(ミツカル)」のご利用もぜひご検討いただければと思います。

 

 

NAP情報まとめ

 

NAP情報の大切さについてお伝えしました。

 

他のサイトやSNSで(好意的に)NAP情報が掲載されると評価につながるので、
その効果を最大限に得るため、出来る限りNAP情報を正しく統一していきましょう。

 

来店型ビジネスでは今後ますます、ローカル検索(MEO対策)が重要になってきます。
先々の音声検索にも関わると言われますので、今から出来ることをしていきましょう。

 

 

ネット上に散らばる情報の一元管理なら「MITUCAL」におまかせください!

 

 

 

注目のサイテーションについて分かりやすく解説してみます

 

近年、SEOやMEOに効果があるとして「サイテーション」が注目されています。

 

SEOはホームページを検索結果で上位表示するための検索エンジン対策ですが、
MEO(Map Engine Optimization)はGoogleマップ検索(ローカル検索)で、
Googleマイビジネスを上位表示をさせるために最適化する対策のことです。

 

今回はこの「サイテーション」についてご説明したいと思います。

 

 

サイテーションとは?

 

サイテーション(Citation)とはもともと「引用・言及」を意味する単語で、
SEOやMEO対策では、第三者にサイト名などを載せてもらうことを言います。

 

具体的には「サイト名(会社名)」、「住所や電話番号」、「サイトのURL」が
他のサイトやSNS上などで、引用・言及される(紹介や話題にされる)ことで、
被リンクとは違い、自社サイトへリンクを張ってもらう必要はありません。

 

・○○不動産で家を借りたら対応がすごくよかったからお勧め!
・○○不動産は物件の情報が詳しくて助かるから見てみて! https://xxx.jp

 

リンクがなくても好意的な引用が多ければ、人気があって信頼性が高いと
考えられることから、サイテーションも評価の対象になってきています。

 

「ネット上でどう思われているか?、SNS上でどう言われているか?」

 

現在のGoogleはこうした点も重視して見ているということですから、
今後は『サイテーション獲得』も意識していく必要がありそうです。

 

※被リンク(質のよいリンクをもらう)も引き続き、SEO対策で重要です。

被リンクとは? 今も有効な被リンクについておさらい
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2018-03-15 11:00

 

 

サイテーションの効果

 

サイテーションを獲得すると、他のサイトやSNSで自社が紹介されることになるので、
その数が増えることで、知名度や信頼性の上昇が期待できます。

 

ローカル検索のランキングでは「知名度」「距離」「関連性」が重視されるため、
知名度を上げることで、Googleマップ検索で上位表示の可能性につながります。

 

ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も知名度に影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果の掲載順位に影響します。ローカル検索結果の掲載順位が決定される仕組み

 

また多くの人に言及されるのは、必要とされている情報とも言えるので、
サイトの信頼性が増すことにもつながり、SEO対策としての効果も期待できます。

 

 

サイテーションのためにできること

 

サイテーションは「他サイトやSNSで自分のサイトが紹介される」こと。
被リンク同様、簡単に獲得したり、計画的に増やせるものではないので、
まずは基本どおり、ユーザーのためになるサイト運営をしていきましょう。
よい意味で言及や引用されるためには、有益な情報が不可欠だからです。

 

その上で、会社の存在を正しく伝えるため正確な情報への統一をしたり、
GoogleマイビジネスやSNSを活用して認知を上げる活動を行っていきます。

 

 

○正確な情報への統一

 

自社サイトはもちろん、GoogleマイビジネスやSNSなどに載せた
会社情報の表記がすべて一致しているようにしておきましょう。

 

Name(名前)、Address(住所)、Phone(電話番号)は特に重要です。

 

戦国不動産株式会社、戦国不動産(株)、戦国不動産と表記が違ったり、
住所の番地や建物名の記載、電話番号のハイフンが有り無し一致していない・・

 

表記がまちまちだと、別の会社と認識されたり混乱する恐れがあるため、
サイテーション効果を得るには、これら情報の統一が必須になります。
(半角・全角も同じにするくらいの徹底を意識するとよいでしょう)

 

○SNSの活用

 

会社のTwitterやFacebookページを作って、コツコツ情報発信していきましょう。
アカウントを作って登録することが、ひとつサイテーション獲得にもなります。
情報配信を続けて認知を高めることで、引用される機会が増えていきます。
間違った情報が拡散・引用されないよう、常に正確な情報を伝えてください。

 

Facebookページも出来るだけやっておいた方がいいと思う
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すでに自社のFacebookページを立ち上げ活用している方も多いと思いますが、 昨年末のドリームデイ、Yext様の特別講演でも運用を勧める話しが出ていたため、
2019-01-31 15:00

 

○Googleマイビジネスの運営

 

GoogleマイビジネスはMEO対策としてとても重要なだけでなく、
口コミもサイテーションや知名度に大きく関わってきますので、
必要な情報を正しく入れて、しっかり活用していきましょう。

 

Googleビジネスプロフィール(旧称:Googleマイビジネス)の基本情報をあらためて確認しませんか?
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Googleマイビジネスに登録して、実際に活用している方が増えてきました。基本情報を充実させて、写真や投稿機能、口コミ管理などもぜひ活用してください。
2023-04-14 12:00

 

 

サイテーションの注意点

 

サイテーションも被リンクと同様、自然獲得したものに価値があります。
自作自演であちこちに会社名やURLを載せまくるのは絶対にやめましょう。
ペナルティになって悪い結果につながってしまったら元も子もありません。

 

またサイテーションを増やしても、それだけでは上位表示にはなりません。
他の色々な評価要因も関わるので、とらわれすぎないようにしてください。

 

 

サイテーションまとめ

 

良いコンテンツやサービスには、自然に良い評価や好意的な引用が増えます。

 

サイテーションの意味や効果を知って、少しずつ増やしていきたいと思うと、
サイト運営はもちろん、GoogleマイビジネスやSNS活用の意識も新たになりますね。

 

まずは「正確な情報の統一」がされているか確認することから始めてみましょう。

 

GoogleやFacebook、AmazonAlexa、Instagramなどネット上に散らばる情報を一元管理して、
NAPの統一、サイテーション効果獲得へ。知名度や関連性、信頼度アップにもつながります。