Googleアナリティクス「データ保持」設定は5月25日までに

 

2018年5月25日からGoogle アナリティクスの「データ保持」設定が有効になります。

 

Googleアナリティクスのデータ保持期間はデフォルトで26ヶ月となっているため、
「データ保持」設定を行わないと、27ヶ月以前のデータが消える可能性があります。

 

 

Googleアナリティクスの画面に表示が出て、メールが届いている場合もあると思います。
今回は早めにやっておきたい「データ保持」の設定をご案内します。

 

 

■データ保持の設定方法

 

1. Googleアナリティクスにログインする

2. 「管理」→「トラッキング情報」→「データ保持」をクリックします

 

3 . データ保持期間を選択して「保存」します。(デフォルトは26ヶ月)

 

データを残したい場合は「自動的に期限切れにならない」を選択します。

 

※Googleは今回のデータ保持設定について、2018年5月25日に施行される
「GDPR(EU一般データ保護規則)」の要件を満たすための取り組みとしています。
今のところ日本国内での適用はないようですが、データを保持し続けることの
リスクについては十分ご理解の上、自身の判断で期間の選択を行ってください。

 

 

■まとめ

 

設定したデータの保持期間は、2018年5月25日から有効になります。
それ以降も以前のデータを残しておきたい方は、早めに対応してくださいね。

 

7月からChromeが全てのHTTPページで警告を表示!

 

以前より、Google Chromeがセキュリティ強化を行っていることや、
今後は常時SSL化が急務になるということをお伝えしてきましたが、
いよいよHTTPページ全てで、警告が表示されることになるようです。

 

私たちはここ数年間、サイトで HTTPS による暗号化を採用するよう強く働きかけることによって、保護されたウェブを目指してきました。そして昨年は、「保護されていません」と表示される HTTP ページを徐々に増やすことによって、HTTP サイトが保護されていないことをユーザーに理解してもらうよう努めてきました。2018 年 7 月に Chrome 68 がリリースされると、すべての HTTP サイトに「保護されていません」と表示されるようになります。Google ウェブマスター向け公式ブログ

 

 

 

 

Chrome64では、入力フォームがあるページで入力した時に警告が表示されるものの、
通常ページには出ないため、あまり気にしてないユーザーも多いかもしれません。
しかし7月以降、全ページで「保護されていません」が表示されるようになると
今より目につくので、不安に思うユーザーが訪問をためらう可能性も出てきます。

 

ビジネスでホームページ運営をしている以上、常時SSL化は避けて通れないし、
いつか対応するなら少しでも早く、今から積極的に行うことをお勧めします。

 

Googleは「httpよりhttpsのサイトを検索順位で優先する」としていますが、
今のところの影響はまだ小さく、目に見えて差が出ている感じはないので、
SEO的な観点ではなく「ユーザーからの信頼」を考えた判断がいいですね。

 

@dreamユーザー様も2月以降、常時SSL化を行う方が増えてきています。
来週から始まるブロック勉強会でも常時SSLについて取り上げられますので、
対応を検討されている方は、情報収集に是非ご参加いただければと思います。

 

常時SSL化の対応については、弊社までお気軽にご相談ください。