ドリームメーラーで暗号化送信に対応しました

2023年4月と8月に@dreamのレベルアップが入りました。

今回はレベルアップで実装された、
ドリームメーラーでメール送信時に暗号化送信が出来るようになったことについてご紹介します。

 

メールの暗号化送信について

 

メールの暗号化送信の必要性は、セキュリティとプライバシーの観点から重要です。
なぜ重要なのかをこれからご説明していきます。

 

1.データの暗号化

SSL送信を使用することで、メールの内容や添付ファイルなどのデータが暗号化されます。
これにより、第三者がメールの内容を盗聴や傍受することが難しくなります。
暗号化されたデータは復号化されない限り理解できないため、機密情報が漏洩するリスクが低減されます。

 

2.セキュアな通信

通常のメール送信は暗号化されていない形式で行われるため、
送信中にデータが傍受されたり改ざんされたりする可能性があります。
SSL送信(暗号化送信)を使用することで、
データが中間のネットワークを通過する際にもセキュアな通信が確保され、データの信頼性が高まります。

 

3.プライバシー保護

メールは個人的な情報や機密情報を含むことがあります。SSL送信を利用することで、
メールの送信者と受信者の間で情報漏洩やプライバシー侵害のリスクを軽減できます。

 

4.信頼性の向上

SSL送信は業界標準のセキュリティプロトコルであり、多くのメールプロバイダーや
サービスがこれをサポートしています。SSLを使用することで、メールの信頼性が向上し、
受信者が信頼できる送信元からのメールであることを確認できます。

 

5.コンプライアンス要件の遵守

一部の業界や法律(例: GDPR)は、個人情報の保護に関する厳しい基準を要求しています。
SSL送信を使用することで、これらの基準を遵守し、セキュリティとプライバシーを確保することができます。

 

総合すると、メールのSSL送信は、データの暗号化とセキュアな通信を利用することで、
メール送信時のセキュリティリスクを軽減し、情報の保護とプライバシーが守られます。
特に機密情報や個人情報を扱う場合には、SSL送信を使用することが推奨されます。

※メールに添付したファイルについては暗号化になりませんので、ご注意ください。

 

ドリームメーラー暗号化送信の設定

 

ドリームメーラーでも安心したメールのやり取りを行っていただけるように、
メールの暗号化送信に対応しました。

 

ドリームメーラーを利用して個別にメールを送信する際の他に、
「自動帯送信」「一通ずつ送信」「ステップメール」「オンライン接客のリマインダーメール」
の暗号化メール送信にも対応しました。

※Canonet W1・W2/さくらインターネットで検証を実施しています。

 

設定については、下記手順をアカウント毎に行ってください。

 

設定自体はチェックを入れるだけなので、ドリームメーラーをご利用の場合は、
是非、対応をしてください。
設定後はテストでメールを送信いただくことをおすすめいたします。

 

設定などでご不明な点があればサポーターまでお問い合わせください。

 

 

 

「2023年7月@dream機能講習会」開催報告

 

 

7月20日 【2023年7月@dream機能講習会】をオンラインで開催いたしました。
約68社のユーザー様にご視聴いただきました。

 

今回の講習会は@dreamの機能を使って、SEO対策が出来ることを中心にお話をしました。

 

SEOとはSearch Engine Optimizatio(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)の略で
日本語では「検索エンジン最適化」を意味します。
まずはSEOとは・・・というところからスタートしました。

 

Googleが検索結果にページを表示してくれるためには、インデックス登録をされる必要があります。
インデックスされるためには、Googleのロボットにクロールされる必要があります。

 

Search Consoleでクロールの頻度を確認してみよう
Search Consoleでクロールの頻度を確認してみよう
Googleの検索結果に出るためには、インデックスされなければなりませんが、 インデックスされるためには、Googleのロボットにクロールされる必要があります
2021-02-25 15:13

 

また、Googleにどんなページであるのかをしっかり伝えることも
検索結果に表示されるためには必要なことです。
Googleにページの内容を伝えるには、1つ1つのページに
「Title」と「Description」の設定が有効的とお伝えしました。

 

やっぱり大事なTitleとdescriptionを見直そう
やっぱり大事なTitleとdescriptionを見直そう
前回のSEO関連エントリーでは、検索数は少なくても需要があるスモールワードを コンテンツに取り入れて、チリツモで検索流入を増やしましょうという話でした。
2017-09-04 15:00

 

SEOの概要をお伝えした後に、@dreamでもSEO対策が出来る機能についてご紹介をしました。

 

1. 画像コメントを入れることで、どんな写真なのかをGoogleに伝えることが出来ます。

物件詳細ページをみてくれたお客様にも何の写真なのかしっかりと情報を伝えることができます。
細かいことですが、せっかく撮ってきた写真に一工夫して頂くとよいです。

 

2. @dreamの各物件ページ(静的・レスポンシブ・動的・ダイナミックレスポンシブページ)と
棟ページでも「Title」と「Description」の設定が出来ます。

詳細ページについては固定キーを利用し、「Title」と「Description」の設置が出来るので、
地域名や駅名など物件を探している人が検索を掛けるであろう
キーワードに該当する固定キーを使っていただくことを例にお話しました。

 

3.検索条件ページの作成もSEO対策には効果があります。
ニッチなキーワードでお客様が検索した時に出てくるページを作成するのです。

金額や間取り別、学校区や町名など組み合わせして検索条件が作成できます。
また、検索条件のページ毎に「Title」と「Description」の設置ができますので、
ぜひ狙っているキーワードで検索条件ページを作成してみてはいかがでしょうか。

 

「Title」と「Description」については、@dreamから出力される物件ページ以外に、
自社ホームページのトップページや会社概要、スタッフ紹介などの
各ページにも設定することができますので、
ページにあったものが設定されているか、ぜひ見直しをしてみてください。

 

今回は@dreamの機能を中心に30分ほどの講習でしたが、
頂いたアンケートを参考にいたしまして、また企画を考えてまいります。

 

講習の中でご紹介した機能を使って、SEO対策をしてみたい。自社サイトの状態を確認したい。
などございましたら、ご連絡をください。